秋津川について

 田辺市秋津川は、田辺市街の中心部より北部の右会津川の上流部に位置し、下村、中村、竹藪、谷川の各区により構成され、総面積24.20平方キロメートルを有する山村地域であります。

 秋津川は、江戸時代から製炭業が盛んであったこと等から、「紀州備長炭発祥の地」、そして、梅栽培も備長炭同様に盛んであったことから「梅の里」としても広く知られています。

 主要道路は、すべて県道で、29号線(田辺龍神線)は、田辺市街から龍神方面に向け南北に横断しており、この道路は、霊場高野山に通じる観光ルートの一つとなっています。

 同線には、吉野熊野国立公園「奇絶峡」が目にとまり、この公園の素晴らしい景観に魅了された後、更に北上しますと秋津川中村区の沿線上に「道の駅紀州備長炭記念公園」があり、同公園では備長炭に関する施設など見学することができます。